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| 【経緯】 異国の地に住むわけであるからその住まいを探すのは当然と言えば当然。学生の身分での渡英となったので出来るだけリーズナブルところに落ち着きたいのも当然。しかし、出発ぎりぎりまで渡英すべきか判断がつきかねたので大学から送ってきた学生寮の申し込みはしていなかった。そういうわけで学期が始まる9月初旬に数日住まい探しにロンドンまでわざわざ来たのであるが、結局私が考えていた適当な住まいは見つからず、かなりの妥協をせざるを得なくなり、ハムステッドの短期貸しをとりあえず押さえて帰国した。 それから２週間後に本格的にロンドンに来たわけだが、短期貸しの部屋では非常に不便であることが予測された通りわかってきたことで、再度住まいを探し始めた。可能性のあるところは全て尋ねてみたといってよいだろう。そのなかでロンドン大学所有のラッセルスクエアに近い大学院生用の寮に空きがあり申し込みを受け付けていた。ダメ元で申し込んだのであるが、4月17日まで最大住めると言う条件で入居することにした。 もう一つ大きな問題は、増築の工事をしているということ。そのときは代替物件がないのでしょうがないと思ったが、入居してから昼間は部屋では何も出来ないほどの騒音ということが判明、よって夜型にならざるを得なかった。このような経緯から一度は落ち着いたものの、期限が迫り、新たな住まいを学期途中にもかかわらず探さざるを得なかった。 |
| 【住まいを探した方法】 １）先ず最初に、住んでみたいところをこれまでのロンドン経験からピックアップして、実際の値段を聞いてみることにした。 ２）それから、徐々にレベルを下げていき、そのなかでADSLインターネットが使える、安全である、近隣商業が発達している、大学から1時間以内などを視点にさらにリストを作成、現地へ赴きそれらを自分の目で確認するとともに賃貸料を調査 ３）探した物件はワンベッドルーム、若しくはスタジオ。コミュニティー誌やLootもでも探したけど不動産屋へもお願いした。 ４）そのなかから、現在空きのある物件を自分の目で確認し賃貸料とのバランスをみた。 |
| 【結論】 このような方法でショートリストを検討した結果、ADSLインターネット接続環境、賃貸料及び部屋の内容、近隣商業へのアクセスなどから大学へはやや遠くなる（zone5）ことと交通費が若干嵩むマイナス面があるもののサットン地区が最もリーズナブルと判断し、この地区の物件から選定した。 サットンへは地下鉄がここまで延伸していないので賃貸料が安いのではと推察された。しかし、ナショナルレイルでビクトリア駅まで25分の距離であり、時間さえ見計らえば問題はなさそうである。 |
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【検討材料】 マトリックス表の見方は、横軸に評価項目、今回は交通ゾーン、区、賃貸価格、犯罪率（車の盗難率と不法侵入被害）、買い物の利便性など、縦軸に地区としたので、頭の中で指数化し評価をしてください。総合的に判断するとコスト、通学、買い物の利便性、犯罪率など要素からサットン地区がリーズナブルと判断されます。但し、これは平均化したもので、特にこの要素を重視するなどという場合はこの限りではありません。 |
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【サットン地区及び対象フラット概観（写真）】 【サットンの様子（2月5日撮影）】【サットン駅周辺航空写真】 【フラットの概観 South Sutton (Mar0103)】 |
| 以下は地区を把握するための資料です。 |
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ロンドン交通網図-Underground and National
Rail net |
| ロンドン３３区図 London 33 Boroughs これでロンドン内の位置関係がわかると思います。 |
| 地図と場所：http://www.streetmap.co.uk/ (Postcodeを入力するとその場所の地図及び航空写真が見られます）表の中の地区名をクリックすると地図及び航空写真にリンクしています。 |
| 地域情報ソース：http://www.upstreet.com/ （Borough”区”別のデータ、行政区分、ショッピング情報等） |
| ここにUpStreetComアクセスしてポストコード（例えばウインブルドンならSW19）を入力するとその場所の情報が見られます。 |
| 【不動産屋を通す場合の注意】 不動産屋を通す場合その不動産屋がARLAという組織に加盟しているかどうかが信用のポイントとのこと。しかし、保証人が立てられない場合、6ヶ月家賃前払いを要求される。コミュニティ誌やlootなど個別の交渉ではデポジットのほかに1ヶ月前家賃が普通である。 |
| 【当てにならない大学のアコモデーション事務所】 私の在籍している大学（UCL）にはアコモデーションオフィスがあり、家賃が払えない場合、保証するする制度を持っているが、やむを得ず大学寮を出なければならず、その代替寮も保証されていない状況下、民間へ流れるのは当然であるが、保証人を引き受けるシステムは存在しない。いったいこのシステムを利用する学生がいるのだろうかと思ってしまう。保証人が立てられ、その学生が未払いになった場合保証人が支払うことになるからこのシステムは必要がない。継続して家賃の支払いが出来る学生であっても、6ヶ月前払いというのはかなりリスキーであり、契約時に保証さえできれば前家賃は1ヶ月となり、かなりリスクを軽減できるのでは思う。働かないようなシステムをわざわざ作っているとしか思えない。 いつかどこかで言いたいと思っていたが、ここの職員の対応は横柄極まりない。9月に大学寮がどのような状況になっているのか、どの程度空きがないのか聞いたときも、非常につっけんどんな態度であった。次いで保証制度を聞きにいったときも、これまたつっけんどんな態度で実際に利用している学生がいるので・・・。いろいろ聞いてももったいぶっているのか非常に不親切な対応であった。これまでこのような印象をもったのは英国以外ないし、英国でもこの事務所くらいですね。 ロンドンドン大学アコモデーション事務所はこの限りではない。契約書の内容を含めいろいろと相談に乗ってくれた。あたりまえなのだが、有り難く感じた。 |
